海外向け多言語対応ホームページ制作(作成)とは

海外サイト日本のホームページ制作で当たり前だと思われていることが、海外では全く通用しないということは往々にしてあります。その国々の国民性、習慣、宗教観まで考慮してホームページ制作することが必要になるからです。

上記の写真で左上から時計回りに英語圏、ロシア語圏、スペイン語圏、中国語圏のホームページですが、使用言語が異なるだけではなく、色合いや文字の大きさなどもそれぞれに特徴があります。

訴求したいターゲットエリアを選定してからそれぞれの国に適した(好まれやすい)ホームページを作ることが必要だということが分かると思います。

海外のホームページ制作に挑戦し、海外向けにビジネス展開を考えている方のために、

●インバンド向けのホームページを作成する際の注意点
●今注目の越境ECサイト

をメインに解説します。

拝啓世界様では英語圏、中国圏をターゲットにしたホームページ制作をいたします。

多種多様な業種にフレキシブルに対応ができますので、海外展開を考えていている方はどうぞお気軽にご相談下さい。ご要望をお聞きしたのち、お見積もりをさせていただきます。制作実績はこちら

海外ホームページ制作(作成)を作成する際に注意すること

目的を明確化させる

よくありがちな事例として、とりあえず日本語サイトを多言語化させるだけさせてしまうというもの
確かに集客という観点では、ターゲットの総数が日本から世界になる分確実に増えます。

ですがホームページに訪問してきた人を増やした先に何を目的とするのかをしっかりと定めなければ、情報過多な現在のウェブの大海原に埋もれていってしまうのがオチでしょう。

会社の経営目標に対して、作成したホームページがどのような役割を果たしているのかどうかをKPI(重要業績評価指標)に落とし込んで定期的にどれくらい達成されているのかを計測する必要があります。

エリアのターゲットを設定する

インバウンド向けのホームページを制作するにあたって、エリア選定を的確に行うこと成功へと導きます。
英語と一言にいっても『58の国と21の地域』が英語を公用語として使われていますし、同じようにスペイン語も21の国で使用されています。

となると多言語対応させると広い範囲に情報や自社の商品を訴求することが可能になります。
実際に取り扱っているサービスや製品を訴求できる商圏はどこまでにするべきなのか、資金面や人材リソースなどを考慮した戦略を立てることが必要になります。

自動翻訳はNG

Google翻訳、bing翻訳、エキサイト翻訳など、ウェブ上で手軽に翻訳することができる昨日を提供する媒体が増えてきていますが、結論から言うと自動翻訳機能を利用したホームページの翻訳はやめましょう。

その言語が持つ特有の言い回しや表現を忠実に翻訳することはできず、ネイティブの人が読んだ時に違和感のある文書になってしまうからです。

更に言うと、昨今の検索エンジン(主にGoogle)の性能は時間と伴に進化しており、文章の構成や正しい文法で書かれているかなどを判断できるようになってきてます。

よって自動翻訳した文章をそのままインデックスさせてしまうと、品質の低いコンテンツであると検索エンジンに判断されてしまう可能性があります。

 

海外のホームページに見られる特徴

フォントのデザインにこだわる

 

ホームページのデザインにおいて、フォントの種類が重要な要素であることは言うまでもありませんが、特に英語でホームページを作成する場合はフォントにこだわっているホームページを良く見かけます。

これは日本語のフォント種類よりも圧倒的に英語のフォントの種類が多いため、選ぶ幅が広いためにこのような特徴があると言われています。

イラストを使わない

海外のホームページで常識とされているのが、アニメのようなイラストをあまりホームページに使わないということです。

日本ではホームページに訪問してきたユーザーが親しみを覚えるという利点から多用するホームページが多く見られますが、海外ではイラストよりも実写真を多く盛り込んだホームページが多い傾向にあります。

これは日本の文化として特筆される“アニメ文化”が大きく影響しているのではないかと考えられています。

幼い頃からクオリティの高いマンガやアニメに慣れ親しんでいる日本では、イラストが受け入れられやすいが海外ではそうではないということを海外の人に向けてホームページを制作する場合は考慮しなければなりません。

デザインがシンプル

勿論すべての国がというわけではないので一概には言えませんが、デザインがシンプルなサイトをよくみかけます。

画像も最小限なシンプルなサイトの方が海外ではかっこいいデザインだと思われるようです。

また使う色の種類も最小限に留める傾向があります。

テキストの量も最小限にしているため全体的にシンプルな印象を与えます。

日本の感性ではいかにして、サイトのビジュアル面を強化して訴求力を上げるかを考えますが、海外はいかにシンプルにするかを考えるようです。

越境EC

近年では世界中が注目するビジネスモデルとなっている越境EC。その中核とも言える中国の越境ECについて触れたいと思います。まずは中国向けの越境ECを始める上で抑えるべきポイントをまとめました。

中国越境ECのシステム

アジア最大のショッピングセンターである中国のECサイト淘宝(タオバオ)

photo credit :https://www.taobao.com/

決済方法

例えば中国では日本と違いオンライン上でクレジット決済をする習慣はありません。クレジットカードの普及率が低いのです。

その代わり何が主流かと言えば支付宝(Alipay)、銀聯(Union Pay)、微信支付(WeChat Pay)での決済です。

支付宝(Alipay)

アリペイ(Alipay)は2004年にアリババグループが設立。中国におけるオンライン決済の約52%を占めています。ECサイトの決済以外にも電気、ガス、携帯代のチャージなど日常生活で必要な決済まで可能です。

またほとんどのサービス利用が無料なのも強みの1つ。また決済方法も「※エクスクロー」方式で消費者が安心して決済ができるようになっています。

※エクスフローとは
消費者が商品を注文→Alipayに入金→Alipayが販売者に入金の連絡→販売者が消費者に商品を発送→商品を受け取った事をAlipayに連絡→Alipayが販売者に代金を支払う。

直接取引だけでなく第三者を間に入れることで安全な決済ができるシステムです。

銀聯(Union Pay)

2003年に中国銀聯(China Union Pay)株式会社が発行。昨日はデビッドカードと同じです。中国では現金代わりに財布に入れており、使った分だけ口座から引き落とされるので安心して使用する事ができます。

微信支付(WeChat Payment)

WeChatは中国の大手IT企業テンセントが作成した無料SNSです。日本版のLINEとも呼ばれており中国の若者ならほぼ100%利用しています。WeChat PaymentはWeChatで決済できるサービスです。

中国の問い合わせ方法はチャットが主流

中国はチャット文化が根付いています。チャットで企業に問い合わせるのは日常茶飯事です。もし中国向けの越境ECをはじめるのでしたらこのチャット機能を入れることは必須となります。

発送

中国越境ECの発送モデルは2種類あります。

直送モデル

中国の消費者がネットで注文→日本販売会社が国際便で発送のシンプルな発送モデル。
デメリットとしては通関に時間がかかり発送スピードが遅くなる、送料が高くなりやすい面が挙げられます。

保税区モデル

中国国内にある保税区倉庫に予め日本業者が商品を発送。消費者から注文が入り次第、保税区倉庫から発送するモデル。

日本企業の多くがこちらの発送モデルを取り入れています。理由としてはコスト面、発送スピードが共に優れているからです。

2018年から本格始動の新制度について

中国は2016年の4月から越境EC制度を発表(結局一部をのこして2018年まで延期)
大きな変更点は

①個人の1回あたりの取引上限額が変更
1000元以下→2000元以下で年間購入金額の上限が20000元。

②行郵税がなくなり、一般的な輸入扱いに変更

行郵税とは個人が海外で買ったもの、個人が輸入したものに課す税金の事。

新制度では越境EC試験区(保税区)からの発送も一般的な輸入同様の税を課すことになりました。取引限度額以内なら関税は0になり増値税と消費税についてはそれぞれ法定の70%課せられます。

ちなみに直送モデルの発送では引き続き行郵税が適用。課税が50元以下の場合は免除

③輸入許可書が必要になる

輸入できる商品はリスト記載の1293品目のみ。一部商品に限り初回輸入時の輸入許可証、登録、届け出が必要になります。(2017年末まで施行は延期)

2016年4月の突然の新制度発表に業界は大混乱となりましたが、事態を重くみた中国政府が2017年末まで延長を決定しています。

これから中国越境ECに参入する方が考えること

例えば発送モデル。いままでコスト、発送スピードから保税区モデルを選択していた業者が多かったですが今後はどうなるかわかりません。

保税区からの発送でもいままで低税率だった行郵税がなくなったので消費者の負担が増える。

また直送モデルに影響がでるであろう、日本郵便による国際スピード郵便(EMS)が中国向けの発送量を300円値上げしています。

発送モデルの選択は慎重にすべきですし、これから中国越境ECがどう変化するかは見逃せません。

中国以外の越境EC市場

中国の影に隠れがちではありますが他アジアの国の越境EC市場も伸びています。各国の消費者がよく利用する決済方法、その国をターゲットにした越境ECを始める上で知っておきたい各国のEC事情についてまとめてみました。

香港

●決済方法
paypalが主流

●EC事情
来日頻度が高く、日本の製品はアマゾン、楽天で購入する傾向があります。しかし日本の製品が愛されているのも事実なのでやり方次第でチャンスはあります。

台湾

●決済方法
クレジットカードが主流

●EC事情
大の親日家としても有名な台湾。中国進出前にまずは台湾か攻略しようと考える日本企業も少なくありません。ネットの普及率は勿論、ECの普及率も年々高まっており、台湾国民も購買意欲が高いことから台湾は魅力的な市場と言えます。

韓国

●決済方法
クレジットカードが主流

●EC事情
韓国ではオープンマーケットと呼ばれる、個人や事業者が自由に商品の販売が出来るプラットフォームがある。

韓国のEC市場では、このオープンマーケットが売り上げを伸ばしています。越境ECサイトを韓国に進出するにあたって、このオープンマーケットサイトは強敵になります。

またgoogleよりも韓国ではNAVERのが検索エンジンシェア率が高いので、自身のECサイトを検索上位にするのは困難です。NAVERでは当然GoogleのSEO対策は通用しません。まずはNAVERでのサイト登録が必要になります。

そして韓国ではオンラインショッピングではモバイル決済が主流。韓国統計庁の発表によると全体の約54.7%を占めます。よってモバイル決済の対策も越境ECサイトには必要不可欠です。

越境ECサイトを始める上で注意すべきこと

決済

その国の消費者がメインに使っているオンライン決済方法に合わす事が重要です。いくらサイトのユーザビリティが高くとも、決済方法が自国と合わなければユーザーは確実に逃げます。

発送

商品をユーザーに届けるための、国外発送サービスを選ばなければいけません。

国内ではヤマト運輸「国際宅急便」、佐川急便「飛脚国際宅配便」、日本郵便「国際スピード便EMS」などあるが、取り扱う商品によってどれが最適なのか考えて選択しましょう。

また忘れてはいけないのが関税です。ユーザーが国外からの商品を受け取った際には関税を支払う義務があります。

よってサイトでは必ず商品の代金、商品、送料の他に関税がかかることを必ず明記しましょう。トラブルの元になります。

言語

言わずもがなではありますが、日本以外の国をターゲットにした場合その国の言語に合わせる必要があります。

単純に既存のECサイトを機会翻訳すればいいという訳でもありません。その国ならではの言い回しやルールがありますので、ネイティブの人の協力が場合によっては必要になります。

また言語だけでなく文化の違いから、相手に勘違いをさせて機会損失になることもあるので翻訳作業は慎重にしなくてはいけません。

輸入禁止商品

万国共通の禁止商品は麻薬等、わいせつな物品、偽造または海賊版の物品、危険性のある物質などさまざまです。またその国によっては輸入禁止の商品があります。必ず事前にチェックしましょう。

その国のネット事情を知る

自身のサイトで集客するにはその国のネット事情をすることが必要不可欠です。例えばGoogleの検索シェア率が高い国なら言語の壁さえなければSEO対策も可能になってきます。

しかし中国ならBaidu、韓国ならNAVERがあるように、ターゲットの国でgoogleに代わってトップシェアを誇っている検索エンジンがある場合、その検索エンジンに対して対策をとる必要があります。

まとめ

以上、海外のホームページ制作で注意すべきポイントについてまとめました。

勿論ここで紹介したのはあくまで海外での傾向をまとめたにすぎません。

当然国ごとにインターネット事情や色彩感覚、デザインセンスは違います。その国に合わせたホームページ制作が必要になります。

国ごとの傾向についてはページ下からそれぞれの国のページに飛んでいただければと思います。ホームページ制作のヒントにしていただければ幸いです。

また拝啓世界様では海外をターゲットにしたホームページを制作しています。これから海外でビジネス展開を考えている方は是非ご相談下さい。

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