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外国人観光客を地方へ!地方創生を知る上で10の必須キーワード

2017年09月14日

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訪日外国人が急増している日本。去年2016年は訪日外国人の数が2400万人を超えており、今年2017年に入っても、その勢いは変わりません。

しかし日本のインバウンド事情に問題点がないのかと言えばそんなことはなく、まだまだ課題は山積みです。

例えば、地方にいかにして外国人を呼ぶか。

東京・大阪・京都のゴールデンルートに集中する訪日外国人を少しでも多く、地方に誘致してこそはじめて日本は観光立国となります。

今回は数ある課題のうちの1つである地方創生について書きたいと思います。

地方創生を知るうえで必須の10キーワードをもとに解説します!

地方創生とは

そもそも地方創生とは第二次安倍政権発足時に、首相が会見時に掲げた政策を指します。

地方から東京に移る人口の流れを食い留め、減少し続ける総人口を1億人に抑えるというものです。東京に若い人が移住すると出生率が下がるため、国としては何としても「地方の方が魅力的かも」と若い世代に思わせる必要があるのです。

その為にも地方に外国人を呼び、地方を元気にしなくてはいけません。

ここからは、地方創生を考えるうえで知るべき10の必須キーワードを紹介したいと思います。

地方を救う10の必須キーワード

キーワード①アニメ聖地巡礼

クールジャパンという言葉が世界でも浸透し、そのなかでもアニメ・漫画の人気は絶大です。そしてアニメは今後の地方を活性化させるうえで欠かせない存在と言えます。

聖地巡礼というビジネスモデルがあります。

これはアニメの舞台になった土地をアニメファンが訪れる(聖地巡礼する)というものです。国内での需要は勿論ですが、外国人観光客も旅行目的の1つとして聖地巡礼が挙げられるほどです。

経済効果が期待できるため、地方の地元商工会も町おこしの一環として『聖地巡礼』を捉え、アニメに因んだイベントを開催し観光客の誘致に力を入れています。

昨今でも映画『君の名は。』の大ヒットにより、物語の舞台となった岐阜県の飛騨高山を訪れる観光客が急増しました。

さらに今年の8/26に一般社団法人のアニメツーリズム協会が千葉幕張メッセで開催されたイベント『C3AFA TOKYO2017』で【訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2018年版)】を発表しています。聖地巡礼ブームはしばらく続きそうです。

勿論、アニメの大ヒットなくして、観光客を呼ぶことはできません。聖地巡礼ブームに乗っかろうとして町おこしに失敗した例もあります。町おこしをする際は慎重に判断をしなくてはいけません。

キーワード②音楽フェス

2017年現在、一年を通して日本では100以上の音楽フェスが開催されています。都内だけでなく、地方にも音楽フェスの文化が根付いています。海外からも音楽フェスを目当てに地方を訪れる観光客も少なくありません。

地方で成功を収めた音楽フェスというと、真っ先に思い浮かぶのは『fuji rock festival』

1997年に山梨県富士天神山スキー場で初開催。その後1999年から場所を新潟県苗場スキー場に移し、毎年7月の下旬から3日間で開催される日本を代表する音楽フェスです。

新潟県という都心から離れた場所であるにも関わらず、毎年国内外問わず多くの音楽ファンが参加。海外の音楽ファンからも絶大な支持を受けています。2017年も例年通り行われ、3日間で述べ125000人が来場しています。

いまでは地方活性には欠かせない存在となっている音楽フェス。今以上にフェスが多様化していけば、より多くの訪日外国人が地方を訪れるきっかけとなるかと思います。

キーワード③ご当地グルメ・ご当地お土産

地方にはそこでしか食べれないグルメや、手に入らないお土産があります。これを地方の独自コンテンツとして売り出すことで、地方創生に繋げるビジネスがあります。

なかなか新規で商品を開発してもブランディングは難しく、国内はおろか海外に商品の魅力を伝えるのはむずかしいですが、成功した事例もあります。

例えば日本のラーメンは海外でも知名度は高く、人気があります。また地方の地酒も海外には人気があり、お土産としても喜ばれます。

最近ではSNSが普及しており、口コミによってご当地お土産・グルメが海外の人に知られるチャンスが増えました。

ブランディングや商品PRも勿論大事ですが、やはり外国人が実際に来店しても対応できるかが非常に大事です。英語の接客やホームページの多言語化も場合によっては必要になるでしょう。

外国人観光客に人気のご当地グルメの記事一覧

外国人観光客に人気のご当地お土産の記事一覧

キーワード④広域観光周遊ルート

広域観光周遊ルートとは観光庁が2015年から促進している、外国人を誘致するためのテーマやストーリー性のある旅行ルートを指します。

今現在全国で11の観光周遊ルートに31のモデルコースが誕生しています。どんな観光周遊ルートがあるのかと言えば

「アジアの宝 悠久の自然美への道 ひがし北・海・道」(北海道の旭川(あさひかわ)・富良野(ふらの)・帯広(おびひろ)・知床(しれとこ)・釧路(くしろ)など)

「日本の奥の院・東北探訪ルート」(東北6県と新潟県。十和田(とわだ)・松島(まつしま・蔵王(ざおう)・会津(あいづ)など)

「スピリチュアルな島~四国遍路~」(四国4県。にし阿波(あわ)・高松・今治(いまばり)・四万十(しまんと)・足摺(あしずり)など)

などあります。

様々な選定基準をクリアして、認定されれば最大で5年間、日本政府観光局(JNTO)をはじめとした関係省庁から事業費の一部負担などの支援を受けられます。5年の間でいかに海外にプロモーションしていくかが鍵となります。

キーワード⑤イベント民泊

訪日外国人の急増によって、深刻な問題となっているのが宿泊先のホテル不足です。その問題解決として生まれたの民泊サービスです。自宅などで人を有料で泊めるサービスです。アメリカ発のairbnbが有名です。

地方創生に繋げるためにはイベント民泊が効果的と言えます。イベント民泊とは、野外コンサートといったイベントの際に宿泊施設不足を解消するために、一時だけ自治体の要請で民泊を解禁するサービスです。

本来民泊サービスを開始するには旅館業法の営業許可が必要なのですが、イベント民泊に限り規制を緩和して、営業許可を受けずにサービスができるようになります。

前述した音楽フェスとの親和性の高さはもちろんの事、訪日外国人のイベント満足度も上がり、リピート率の向上にも繋がることに期待できます。

ちなみにイベント民泊に積極的に取り掛かっているのが福岡市。試験的ではありますが2015年の12月に某アーティストのイベントによる宿泊先不足を見越してイベント民泊を解禁しました。

イベント間近での公募だったことや、近隣住民の許可などの条件から結局民泊サービスの提供が出来たのが13件とわずかなものでした。

しかし今後イベント民泊が海外でも普及すれば訪日外国人も安心してイベントの際に地方に泊まる事が出来るようになるかと思います。

キーワード⑥DMOの存在

DMOとは簡単に言ってしまえば、地域の人達と強力して、その土地の観光を盛り上げる法人団体を言います。ちなみに正式名称は『Destination Management Organizatiion』

地方創生を進めるにあたって重要なポジションであることは間違いありません。

出典:観光庁ホームページ(http://www.mlit.go.jp/kankocho/page04_000048.html)

日本版DMOの登録数は増えており今年の5月時点で計145件となっています。

DMOは3つの区分が設けられていて、広域連携DMO(複数の都道府県を跨がるDMO)、地域連携DMO(複数の地方公共団体に跨るDMO)、地域DMO(単独の市町村を対象にしたDMO)からなります。

145件の内訳は広域連携DMO6件、地域連携DMO67件、地域DMO72件です。

まだほとんどが発足して間もない組織ではありますが、2020年東京オリンピックに向けて地方を盛り上げるためにも各DMOの活躍は必須です。

キーワード⑦地方のキャッシュレス化

前回の記事『キャッシュレス化を阻む壁!日本で現金主義が根強く残る理由とは?』でも触れましたが、日本ではクレジットカード使用率が14%と諸外国と比べて低いです。

訪日外国人が店を選ぶポイントとしてクレジットカードが使えるかどうかです。もし地方に外国人を呼ぶことを考えれば、クレジットカード決済サービスの対応は勿論、モバイル決済や電子マネーの対応できる店舗を増やさなくてはいけません。

キーワード⑧アクセス性の向上

いかに魅力的な観光スポットが地方にあったとしても、そこにたどり着くまでの交通アクセスが不便だとそれだけでモチベーションが下がります。しかしどうしても地方だと交通機関が未発達で訪日外国人の誘致に繋げにくいのが現状です。

それでなくとも日本の電車は海外の人からすると非常にわかりにくいと評価されています。

多言語はされてはいるものの、乗り換えの複雑さから、外国人が目的地に着くには至難の技と言えます。早急な対応が必要です。

そんな中、訪日外国人に人気なのが『レンタカー』の利用です。

訪日外国人のレンタカー利用数も2011年から2015年で17.9万人から70.5万人と4倍に伸びています。

しかしそれに伴い訪日外国人のレンタカーでの事故も増えています。

出典:国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/common/001198228.pdf)

上のグラフ見ていただければわかるように全国の訪日外国人によるレンタカーでの死傷事故は3年間で28件から81件に伸びています。

これを重くみた国土交通省は今秋から事故防止のために動きます。レンタカーの急ブレーキデータから、事故箇所を特定して対策をとるとのこと。これを機に少しでも事故が減ればと思います。

また外国人が快適にレンタカーを利用する為にも

・道路標識の多言語化

・レンタカー会社窓口での多言語対応

などまだまだ課題は多いです。

キーワード⑨ファムトリップ

ファムトリップとはターゲットの国から観光関係者、メディア関係者、旅行会社やブロガーを招き入れて観光地の情報を知ってもらいPRに繋げるといったものです。

ブロガーだったら観光地の魅力について記事を書いてもらったり、旅行会社ならツアー商品にとりいれて貰うなどが目的となります。

ファムトリップの利点としては、個人のブログでのプロモーションの場合よほどのことがない限り記事が消えないところです。普通の広告でのプロモーションだと広告費がなければ掲載が出来ません。

観光地に招待すればそれなりの費用がかかりますが、長い目で見ればファムトリップは有効なプロモーション活動と言えます。

キーワード⑩MICE

MICEとはMeeting(セミナー・会議など) Incentive(招待・報奨旅行など) Convention(国際会議・学会など) Exhibition/Event(競技会・展示会など)の総称です。

ビジネストラベルであるため、単価が非常に高く、旅行先での経済効果が期待できます。

地方からすれば、MICEは地方創生をするうえで大変魅力的です。

特にMICEのうちのCにあたるConvention(国際会議・学会など) は日本が得意とする分野。

ICCA(国際会議協会)の調べによれば2016年日本で行われた国際会議の開催件数は前年比15.5%の410件。これは世界7位の開催件数です。

去年三重県で行われた伊勢志摩サミットもMICEのうちに入ります。三重県は伊勢志摩サミットの成功に自信をつけ、さらに積極的にMICE事業に取り組んでいます。

さらに競争率があがれば地方の活性化にも繋がっていくことでしょう。

最後に

以上、地方創生を知るうえで重要なキーワードの解説でした。

地方創生と一言でいっても色んなアプローチがあることがわかって頂けたのではないでしょうか?

また忘れてはいけないのは地方創生は、政府、地方自治体、企業だけが行うものではありません。各個人でもできることはあります。

例えば、ふるさと納税で出身地に貢献することもできますし、個人のブログで出身地の魅力を紹介している人も増えてきてます。

今一度、地方を盛り上げるために自分に何ができるのか考えてみるのもいいかもしれませんね。

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